かずオーディオっ!

かずおでーすによるポータブルオーディオとその他もろもろのブログです

MENU

【R5gen2とも比較】話題の新作DAP、Shanling M3Xを購入&レビューしてみた!

スポンサーリンク

スポンサーリンク

初めてDAPを買ってみた

f:id:hakuukazuo5:20210829164805j:plain

使用中の写真

このブログを見ている皆さん、初めまして。
かずおでーすと申します。

f:id:hakuukazuo5:20210829165522j:plain

xperia1IIとWH-1000XM3

 昨年夏にWH-1000XM3を購入して約1年...

それからすっかりオーディオオタクになってしまい、音質やイヤホンに
少しずつこだわり始めました。

元々イヤホンジャック付き、かつアンプも搭載しているらしく
音質の良いxperia1IIを使用していましたが、ある日
DAPって音が良いらしいけど、実際はどうなんだろう」思ってしまい、(ここが沼への入り口でした...w)
android搭載のFiio m9やHiby R5などの候補からDAP購入を考えていました。

 

f:id:hakuukazuo5:20210829164829p:plain

Fiio M9とHiby R5 saber

ただM9はかなり古いモデルでandroidバージョンやアプリ動作が不安、
R5 saberはほんの少し高く厳しいと、熟考を重ねていました。


そんな中ある日突然M3Xの登場が告知。(実際は昨年末に発表されていましたが)
多機種と比べてバッテリー持ちが良い事や4.4mmバランス接続に惹かれ購入を決意し、
この度購入する運びとなりました。

 

M3Xの特徴・魅力とは?

新しく発売されたM3Xの魅力とは何でしょうか?

ざっとまとめるとこんな感じです。

・ESS製のES9219Cを世界初、また2機で搭載

・シングルDAC時最大23時間、バランス動作時でも

最大19時間の連続再生が可能

・バランス出力の出力レベルは240mW(32Ω負荷時)

・3.5mmシングルエンドと4.4㎜バランス出力を両方搭載!

DSD、MQAの再生にも対応

・android7.1でアプリのダウンロード可能、サブスクも
使用可! 更にsnapdragon430で動作も快適

Sharp製の4.2inch、720Pの高解像度スクリーン

・価格はなんと37,950円!

(公式HPより)

と、見た感じは凄そうなスペックが並んでいます。

ただ、再生時間が若干盛っているいるのでないか? また、本当にSnapdragon430なんて3年も前のSOCで動作が快適になるのか?という不安点も感じていました。

実際はどう感じたのか、レビューしていきたいと思います。

 

 


開封・デザインについて

f:id:hakuukazuo5:20210829165142j:plain

外箱パッケージ。若干中華感あり。

f:id:hakuukazuo5:20210829164943p:plain

外箱を外した状態。更に蓋を取ると本体へ。

f:id:hakuukazuo5:20210829165228j:plain

内容物。残念ながらケースは無いがフィルムは予備あり。

パッケージは物凄く豪華、と言う訳でも安っぽくも無い感じのこの価格帯っぽいパッケージです。いかにも電化製品という感じです。

内容物は

・説明書 ・保護フィルム(2セット、1セットは既に取り付け済)
・USB-TYPECケーブル

となっています。ケースが付いてないのは少し残念ですね、付属して欲しかった。
ただフィルムが貼り付け済で更に予備もあるのは嬉しいですね。

f:id:hakuukazuo5:20210829165213j:plain

横のボタン類

デザインは同社製M8に酷似しています。元々デザインコンセプトがM8のミニ版らしいので当然なのですが。
ですがそのM8デザインが金属による高級感や左右の凹みの部分など、利点に繋がっていると感じます。

 

サイズ感はちょうど良く手になじむ感じで操作しやすく、前述の通りサイドが凹んでいるお陰で横幅がまあまああるM3Xでも持ちやすくなっています。

しかし横幅で持ちやすくはなりますが他社製DAPと比べると若干幅広ですね、
そこが気になる方もいらっしゃるとは思います。

重さは見かけからすると驚くほど軽くほとんど気になりません。
ポケットやカバンにも入れやすく、持ち運びもしやすいです。

液晶もSharp製の4.2インチ液晶も搭載し、非常に視認性が高いです。
大きさが780Pであるためスマホと比べると小さめですが、DAPとしては十分なサイズでしょう。

 

スポンサーリンク

 

バッテリー持ちについて

f:id:hakuukazuo5:20210829164908p:plain

バッテリー持ち。公称値通りで素晴らしい。

現状としてはバランス接続・dualDACで再生しっぱなしで
およそ17時間の想定とだいだい公称時間通りですね(84%と少し使っている為少ない)
この辺りはしっかりと公称時間通りで素晴らしいと思います。

もう一つ良い点が右画像。待機時の電力消費もかなり少ないです。
明らかに水平になっていて殆ど電力が消費されていない事が分かります。
標準設定は長時間操作しないと電源を切る設定ですが、ONでもおおよそ3日持つため
スリープ設定でも大丈夫だと思います。

f:id:hakuukazuo5:20210829164913j:plain

いや8日ですか...

そしてDX160との比較の検証をしている途中、まさかの「あと8日」表示となりました。正直android搭載とは思えないタフネスさです。
流石に嘘かと一瞬思いましたが、Wifibluetoothを切った時の残量表記なのであながち噓ではないと感じます。
→流石に多かったらしく、実際に使用すると約4日間と半分でした。
   それでもandroid搭載DAPとしては驚異的な電池持ちですが。

このバッテリー持ちはDAPの中でも上位ですし、意外と発熱もあまり無く
安心して使えると感じました。

ただネットの評判を見るとバッテリー持ちが機体によってかなりバラツキがある
みたいです。バッテリー持ちが良くないと言っている方もいらっしゃいますし、
私のようにかなり持っていると言う方もいます。私のは当たり機体のようです。
当たり機体が来れば良いですが、外れが来てしまうと微妙かもしれません...

 

拡張性について

f:id:hakuukazuo5:20210829164918j:plain

4.4mmバランスにも対応!

この価格帯のandroid搭載DAPではそこまでは多くない4.4mmバランス接続の搭載、
またSDカードが2TBまで対応など、(現在は1TBまでしか
発売されていませんが)拡張性は十分だと思います。
(正直2.5mmバランスも幅的に搭載出来る気もしますが、まぁ差別化でしょうね)

ただandroidバージョンが7と少し古いのが若干不安材料です、最近のDAPではandroid10が主流となって来ていますのでこの点は今後の拡張性の点では減点ですね。

一応Shanlingは「まぁそう簡単に開発もandroid7ならサポート打ち切らんやろ、打ち切られたらアプリ開発と個別で交渉するわ」(※要約、head-fiのM3Xフォーラムより)
と楽観視しているため、少し安心ではありますが、裏を返せばandroidバージョンのアプデの予定は無いという事ではあるため、不安は拭えない感じです。

 

肝心な音質面について

f:id:hakuukazuo5:20210829164932j:plain

MDR-1AM2とのバランス接続

正直かなり主観やイヤホンとの相性が入ってしまいますが、一応書きます。
比較的味付けは少なくフラットで音場が広い印象です。若干低音が強いかな?
驚いたのは非常に音自体に深みがあるにもかかわらず刺さりや不快感が一切
無いという事。高解像度ながらもスッキリしていて聞き流しできます。
パワフルという感じでは無いですね。
後はやはりスマホと比べると音場が圧倒的に広いと感じますね、この音場の広さはDAPでないと出来ないと思いました。

シングルDACとデュアルDACとの差ですが、シングルDACの方が音が力強く、デュアルDACの方が音場が広くなる印象です。ただ基本デュアルDACの方が音が良く性能も高い印象なので基本デュアルDACしか使用していません。
(後述するようにバランス接続が良すぎるので基本バランス接続なのもありますが)

バランス接続について(使用機種:MDR-1am2)ですが、私は
「M3Xはバランス接続で本領発揮!」だと痛感しました。
確かMUSIN(日本代理店)の方も3.5mmジャックよりもバランス接続の方が
圧倒的に音質が良いと言っていた気もしますが、
具体的には左右の分離感はもちろん、高音域の抜けのレベルが露骨に違いました。
高音が少し籠っていたのがバランス接続に変えると一皮剥けた感じで
めちゃくちゃ抜けが良くなります。
「バランス接続」という接続方法の違い、またイヤホンの違いやケーブルの違いでは無く、DAPの出力として変わるのでバランス接続推奨です。
ただ若干音のまとまりが無くなる気もするので好みもあるとは思います。

ただヘッドホンの駆動は後述するDX160の方が鳴らし切れている印象でした。
ただDX160はエントリーDAPでは出力お化けなので、これはM3Xが悪い訳では無いです。M3Xでもバランス出力なら問題ないと感じます。
とは言え、DX160の方が出力が高いのは事実なのでヘッドホンが聞く方はDX160の方が良いですね。

聞いていて感じたのはSONY製ヘッドフォンとは相性が良いのかな、と思いました。
ただ単にSONY製ヘッドフォンはインピーダンスが低いだけかもしれませんが。

f:id:hakuukazuo5:20210829164928j:plain

amazon music 192KHz/24bitに対応!

Androidのサンプリングレートコンバータ(SRC)の制限をもちろん回避しており、
amazon musicも192KHz/24bitに対応しています!
ダウンロードした曲も問題無し。アプリが落ちる事も無いです。
Amazon musicアプリの仕様変更でメモリの少ないandroid端末ではULTRA HD再生が回避、出来ない仕様になってしまいました。
M3X限定では無くDX160など省メモリ端末全てで不能になってしまっているため、M3X限定の問題ではありませんが、出来ないのが現実です。
Amazon公式ではこの問題を認識しており、将来的に修正予定らしいですが期間は未定だそうです。1年くらい放置かもしれませんね。その間にApple musicに客取られるのでは。
Shanlingはこの問題を認識し、ソフトウェアアップデートで修正予定だそうです。
なお、Ver17.10.1でULTRA  HD再生を確認しましたが、apkのインストールになりますので、自己責任でお願いします。


スクショを取り忘れてしまいましたが、DSD・MQAファイルも問題なく
再生できました。

 

操作性について


スマホからの移行なため不安でしたが、驚くほど普通に動きます。
メモリが2GBでも腐ってもSnapdragon、430はもう6年も前のチップなので舐めていましたが見直しました。(動画参照)
今のところ動作が重くなる事は特になく、Amazon musicも快適に動作します。
若干もっさりはしますがスマホでは無いので十分許容範囲ですね。

f:id:hakuukazuo5:20210829165109j:plain

antutuベンチ。GPUは0点だが...?

感覚であーだこーだ言うのもどうなんだ、と思うので多分世界で僕しか行っていないと思いますがM3Xでantutuベンチマークをやってみました。
スコアはなんと72907。GPUが0点ながらメモリが2万点台。
動作の軽さはここが生きているのかもしれませんね、なかなか英断だと思います。

他社製スマホと比べるとだいたい3年前くらいの低スペックスマホと同じ感じとなります。
Snapdragon430なのでこんなもんじゃないかと思います。

f:id:hakuukazuo5:20210829165014j:plain

はしれーはしれーウマ娘

ふざけてウマ娘をダウンロードしましたが普通に動きましたw(DLが長すぎて諦めましたが)
今後重くなってくるかどうかですね。

DAPとしての操作性ですが、基本はandroidなのでiPhoneを使っている方は
難解かもしれません。
ただM3Xは情報が少なくはないのでしっかりと調べれば情報が出てくるのではないのでしょうか。
(正直色々と調べない方・動作の不安定さに耐えられない方は中華DAPを使うべきでは無いです。使いやすくサポートやレビューが豊富なウォークマンを使った方が良いです。)

 

付属ソフト

f:id:hakuukazuo5:20210829165018j:plain

primeモードと通知バー

f:id:hakuukazuo5:20210829165028j:plain

純正アプリ。正直出来はあまり良くない。

謎の中華アプリがいくつか入っていますが、
アンインストールできるので問題ありません。
またGoogle play開発者サービスも最初から入っているため
簡単にplayストアも入れられます。

(最初はApkpureからapkインストールする必要があります。)

 

但し、shanling純正アプリの出来は痒い所に手が届きません。
なんとギャップレス再生に対応していません、さすがにちょっとこれは厳しいです。
その他曲追加が遅い事や、他社では一般的な機能が無いなど遅れている点が多く残念な感じです。shanling側もこれを問題としておらず、アップデートの予定もないようです。
ただUIの出来はそこそこ良いので上の点以外はまぁまぁ満足して使える物になっています。

 また、純正アプリだけを起動してシンプルに使用できる「primeモード」も存在します。ただ前述の通り純正アプリの出来は微妙なので...
私はUAPP(USB Audio Player PRO)を使用しています。シンプルなUIで動作も良く
愛用しています。(有料・800円です)

地味に大事なBluetoothWifi接続強度について

Bluetooth接続はそれなりの強度です。家電量販店・駅に行って検証しましたが、
家電量販店のオーディオコーナーでは一回ブチっと音が切れる感じです。
ただそこまで悪い訳では無いかなとは思いました(DX160と比べると...マシです)
音質は当然劣化します。もちろん、最新のaptX Adaptiveに対応しているxperia1IIの方が
M3Xより明らかに高音質に再生できていました。コーデックって大事ですね。
DAPだからってbluetoothスマホより音質が良いとは限りません。

Wifi接続はかなり安定しています。切断される事は全く無いです、ストリーミングサービスも普通に使えている状況です。(参考 xperia1II:強 M3X:強)
ONにした後の再接続も非常に素早くwifiに関してはストレスはありません。

 


Bluetoothジーバー・USB-DACの性能について

f:id:hakuukazuo5:20210829165034p:plain

BluetoothレシーバーモードとUSB-DACモード

最近のandroidDAPでは定番になった、BluetoothレシーバーモードとUSB-DACモードです。
BluetoothレシーバーモードはなんとLDACにも対応しています!
接続元機器も対応している必要もあるので、ほぼandroidスマホのみに限られますが
比較的スマホ内のファイルを再生するのと遜色ない音と再生できます。
ただ音楽を再生するならM3X内にファイルを移して再生すれば良いので
個人的には必要性があまり感じられないですね。どう活用しましょうか?

 

一方重大な問題があるのがUSB-DACモードです。

かなり頻繫に
たまにフリーズし、電源ボタン長押しでの
再起動を余儀なくされます。

かなり致命的な欠点です。私は3回連続でフリーズしました(苦笑)
一応アップデートで改善された事にはなっていますが、一切改善されていません。
アップデートのクオリティを向上してもっと安定して欲しいです。

→8月のPCドライバーと本体アップデートでかなり改善されました。
   が、フリーズしてしまうのは変わらず... それでも10回に1回くらいにはなったのでかなり改善はされました。ストレスは無くなりましたね。
今のところここが一番重大な欠点です。

 

純正ケースについて

f:id:hakuukazuo5:20210829165057j:plain

純正ケース。Xが凄い

 

f:id:hakuukazuo5:20210829165101j:plain

サードパーティ製ケース。人気です。

高級品のDAPには必須のケース。残念ながら本体にはケースは付属していません。
もちろん別売りのケースがあるのですが、デザインがXで凄い上にレザーで高いという欠点があります。

サードパーティーがTPU製のケースを出しているのですが、こちらは価格も安く
Amazonでも高評価でビルドクオリティも高いので非常におすすめです。

私も愛用していますが、ピッタリで不満はありません。
特にクリアブラックはケースを装着している感が少なく自然で使っていて気分が
良いです。(何故か付いてくるハイレゾシールは謎ですがw)
prime対応なので即日発送です。(日本の倉庫に在庫がある場合のみ) 

 

  

他社製DAPとの比較
SONY製との比較~

ここからは日本ではメジャーなSONYDAPとの比較です。

①NW-ZX507
調子に乗ってZX507に挑みましたが、やはりZX507の方が良い音と感じました。
約2倍の値段差は大きく、音場の広さは負けていませんでしたが
高音域の伸びや低温の量感、解像感が明らかに上でハッキリと聞こえました。
コンパクトさもZX507の方が上なのでコンパクトを求める方はそちらの方が
良いと思います。

②NW-A100 
ほぼ同価格帯ですがこれはM3Xの方が良かったです、音の広がりが上でした。
ただA100は音のまとまり・アタック感が上でした。完全に音作りの方向性が違うな、と聞いていて思いましたね。(M3Xは音場の広さや高音域を重視している印象)
ただこちらの方が好みの方もいらっしゃると思います。
個人的にはバランス接続有り、バッテリー持ちや発熱問題などM3Xの方にかなり
分があると感じました。

おそらく迷うであろう、ibasso DX160との比較

価格帯も非常に似ており、まさかの日本代理店も同じ会社である
ibasoo DX160との比較です。

 

f:id:hakuukazuo5:20210829170512j:plain

DX160です!

価格が同価格帯でスペックも似ているため迷っている方も多いであろう(私も悩みましたw)DX160との比較は個別記事にて行っています!

ぜひご覧ください!

 

hakuukazuo.hatenablog.com

 

 shanling UP5の方が良い人も居るかも?

 M3X発売後、ほぼ同じスペックのDAC/bluetoothレシーバーのUP5が発表されました。
価格はこちらが約2万円と大幅に安く、こちらが向いている方もいらっしゃると思われるので個別情報記事を制作しました。
よろしければどうぞ。

hakuukazuo.hatenablog.com

 

R5gen2と比較

ここからは私も気になっていたHiBy R5Gen2との比較を行いたいと思います。
HiBy R5Gen2は搭載しているDACこそES9219Cと同じですが、Class A アンプモードを搭載しておりR5Gen2の方が高音質で聞けそうな感じを受けます。
こちらはEイヤホンで短時間比較した結果となりますがご了承下さい。
(もちろんClass A アンプモードでの試聴です)

では実際に聞いた印象ですが…すみません、正直DACが同じなのであまり大きな違いを感じませんでした。
強いて言えばM3Xの方がドラムが近く、高音域の解像度が高いためボーカルがハッキリ出ていますが、各音域の分離感は明らかにR5が上であり、バランスはR5gen2の方が良いと思いました。
やはりM3Xは乾いた音のためにボーカルが浮いてる感だったり、高音がハッキリしている代わりに音全体がゴチャゴチャしている印象も受ける感じです。

音のレベルではR5gen2の方が高く感じますが、ハッキリ言って追加で2万3000円出してR5を買うかというと、私の答えはNOですね。音は聞き比べないと分からない、多分ブラインドテストしても気づけないレベルで差は無いと感じましたし、搭載SOCもM3X搭載のSnapdragon430より1世代前のSnapdragon425が搭載な上に液晶の画面が広いのでM3Xと比べてかなりAmazonmusicではもたつきを感じましたし、動作スピードの面でも褒められたものではありません。

しかし2.5mmバランスはR5gen2にしかありませんし、液晶の大きさも広いです。
M3Xは高音域出過ぎな印象を受けるのも事実ですので、R5Gen2のバランス重視の音の方が好みの方もいらっしゃると思います。

 

 

まとめ


私は特に試聴せず購入しましたが、予想を上回る品質やクオリティで驚きでした。
使い勝手やバッテリー持ち、音質など今後も語り継げる名機だと思います。
エントリークラスはDX160とM3Xの事実上2択となるのではないか、と思えるくらいの
素晴らしいスペックだと思います。
今後、他のメーカーでこの2択に切り込んでくるスペックのDAPが登場するか
期待です。(特にFiioやAstell&Kernなどなど。)
以前の私のようにFiio m9やHiby R5のなどの中古を狙っている方。
正直M3XやDX160などの新し目のDAPを購入した方が幸せになりますよ!

 

 

代理店のMUSINの担当の方もこう述べています、ぜひぜひ一度
検討してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

と、書いて終わる筈でした...

 

【完売済】突然のコラボモデル・limited editionの発表

f:id:hakuukazuo5:20210829165114j:plain

まさかの...

まさかまさかのLImited Edition発表!!

いや、かなり驚きましたよ、まさかM3Xにコラボモデルが出るなんて。
しかもコラボ先は中華イヤホンメーカーとして有名な
TANCHJIM(タンジジム)と水月雨 MOONDROPです。

4月1日にコラボを匂わせる画像が出てたみたいですが、いやM3Xがコラボモデルに
なるとは、想像していませんでした。

 

6月上旬に予告され、6月11日に公式発表となりました。

 

f:id:hakuukazuo5:20210829165118j:plain

f:id:hakuukazuo5:20210829165122j:plain

f:id:hakuukazuo5:20210829165126j:plain

 

f:id:hakuukazuo5:20210829165131j:plain

(shanling公式HPより)
目立つのはやっぱり百合百合しているシルバーデザインの背面ガラスに描かれているアニメデザインの女の子たちと、個性的なレザーケースのデザインですね。
パッケージも通常版の無味乾燥なパッケージからデザイナーズアートピースを採用した美しいパッケージに変わりました。ポストカードも付属しています。
また壁紙も専用デザインの壁紙が採用され、イメージキャラクターの浅野てんきのイメージソングが4曲分(日本語らしいです)プリインストールされているようです。

予告通りPanasonicタンタルコンデンサーを採用し、チューニングもMOONDROPとTANCHJIMのイヤホンに最適化されているようです。
広域のキラキラ感が限定版の方が良いらしいです。

このチューニングがコラボ相手のイヤホンを使用した時はもちろん、他の会社のイヤホン・ヘッドホンを使った時にどんな影響があるか楽しみですね。

 海外市場向けに限定500台で6月中旬にプレミアム価格で販売開始しています。

HIFIGOでも販売開始しており、価格は約47000円となっています。
なお、日本市場で販売されるかどうか話題でしたが、「以下の国のShanling販売店でお求めいただけます。」の中に日本の名前もあったため、日本での発売もあるみたいです。

YouTubeのEイヤホン生放送でMUSINから日本での発売が公式発表されていましたが、
7/21に正式な価格と発売日が発表されました。
価格は49,280円と5万円を切る価格となります。(相当頑張ってますね)
限定の台数は200台のようです。
興味のある方はこちらへどうぞ。フジヤエービック Eイヤホン商品ページ 

ただ日本では200台限定なので日本でも争奪戦が予想されますし、恐らく公式ECサイトでの販売限定と考えられるのでどうしても欲しい方は海外通販での購入の方が良い可能性もあります。

→全世界で既に完売しました。現在は中古の出物待ちとなります。ただ人気商品の限定版の為、相場も高め(6万円前後)になっています。

 

 

 

 

2022年、オーロラ・パープルとアイスブルーの2つの新色登場! 

f:id:hakuukazuo5:20220111225645j:plain

f:id:hakuukazuo5:20220111230224j:plain

上記にあるLImited Editionの発売以降、特に動きはありませんでしたが、2022年に入って新たなニュースが入ってきました。
新カラー、 オーロラ・パープルとアイスブルーの登場です。
こちらも高いビルドクオリティで美しい色の様に見えます。

f:id:hakuukazuo5:20220111230554j:plain

また、正直不人気ですが純正レザーケースにもダークブルーとディープパープルの2色が追加されました。
現在国内総代理店のMUSINから発表はありませんが、HifigoやAliexpressでは販売が始まっています。

但し、残念なニュースも一緒にあり、希望小売価格が昨今の半導体部品不足の影響で$339(約3.9万円)から$369(約4.2万円)に値上げとなりました。
こちらも現在MUSINから発表はありませんですが、新色の発表と共に4万円台への値上げは必須だと思われます。

しかしDX160が生産終了となった今、4万円台でもM3Xにはもはや敵なしの状況です。
M3Xの激走を止める新機種は登場するのか? IbassoがDX160の後継機種を登場させるのか? はたまた、FIIOなどのメーカーが投入するのか? とても楽しみです。

→R5gen2、そしてDX160の後継機DX170が遂に投入されます。
しかしどちらも6万円台後半と高めの印象。4万円くらいで良いDAP作って欲しいなあ。

 

 

DX160のレビューです。

hakuukazuo.hatenablog.com

 

UP5の紹介記事です。

hakuukazuo.hatenablog.com

 

 

 


とりあえずこの記事は以上です、ここまで見て頂きありがとうございました。