透き通るピエゾの高音! BQEYZ spring1をレビュー。
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透き通るピエゾの高音!
こんにちは。今回はBQEYZのspring1をレビューしていきたいと思います。
BQEYZは元々OEMメーカーでしたが、独自ブランドを立ち上げ参入。
最初はDDやBAを使用したハイブリッドイヤホンを制作していましたが、springでピエゾ素子を使用しそのクオリティで話題を呼び、その後もsummer、spring2を発売し、軒並み高評価を得、一気にマニア注目メーカーとなりました。
そんなBQEYZのピエゾ処女作のspringのレビューです。
特徴
やはりピエゾ搭載が大きな特徴でしょう。構成は1DD+1BA+1ピエゾ。
ピエゾは国産メーカーではintime、中華メーカーでは2021年話題になったGeekWold GK10やNiceHCKのNX7 MK3くらいでしょうか?
どうやら扱いが難しいらしく、あまり多くのメーカーは採用していません。
内容物
内容物は画像の通り。
イヤーピースは低音重視とフラットモデルの2種類となっています。
後は好感を持てたのがケースが大きめでなおかつかなり厚みもありかなり使いやすい事ですかね。リケーブルで太めのケーブルにしても安心です。
分かりにくい例えですがM3Xと同じくらいのサイズです。
イヤホン本体について
イヤホン本体はアルミ製でしっかりとした作りになっています。
ただ本体が小さめなので耳が小さい僕のような人はかなりフイットして良いのですが、耳が大きめの方は装着感があまり良くない方が多いようです。
5CHやネット上では装着感の不満をそこそこ見かけます。
音質について
音質の傾向はフラット気味ですが、高音域がピエゾ搭載モデルらしくかなり伸びやかでスッキリとしています。
そしてハイブリッドらしく解像度も高い。かなり音の抜けも良く、スカッとした鮮やかな音楽が楽しめます。後は低音のキレが非常に良いです。テクノやEDMに非常に向いているかもしれません。
スッキリした美音系で、なおかつ高音や中音域がしっかり出ており聞いていて楽しいですね。後凄いと思うのは音の分離感があまり無く、一体感が感じられます。ここは低価格帯ハイブリッドとの大きな違いですね。
(有名レビュワー、crinale氏の周波数特性です。URL:https://crinacle.com/graphs/iems/graphtool/?share=IEF_Neutral_Target,Spring_1
ただこれは他に全く言及が無いのですが、低音の圧が強く少し聞いていてキツいんですよね... 僕が若いからだと思います。
周波数特性からも分かりますが、ピエゾ搭載の影響か7Kあたりが75dbとかなり大きめです。若い方はもしかすると圧がキツいかもしれないと思ってください。
刺さりは無いんですが。
総評
エネルギッシュな鮮やかな音で非常に聞いていて楽しいイヤホンです。
それに加えただジャカジャカしているだけで無くピエゾの力で高音域も美しく、ハイブリ系イヤホンが好きな方は良いのではないでしょうか。
ただ少しドラムや中音域の圧が若い僕にはキツいです。多分summerとか絶対ムリですね、これじゃ。
なので次はAutumnを購入してレビューしたいと思っています。Autumnは1DDで周波数特性を見てもかなり刺さりが控えめで良さそうですからね。
多分買うと思います
この記事はここまでです、見て頂きありがとうございます!